2013年1月4日金曜日

2013年O月O日

明けましたが、個人的には坂本慎太郎の新譜が出るまで明けていない気分です。なので新譜が出てから何か始まるのでしょう。さいきん新しいPVが公開されましたが、生きものめ、めんどくさい、生きものどもめ! なんて言っています。もう生でかぶりつきたいのにいつまでも出てきやしない! なんて言うと逃げる。きっと知らない間に現れる。一体どこまで、わくわくさせてくれるのでしょうか。早くライブ見たいなあ。

さて明けましたが、今年は、石庭をつくろうと思っています。龍安寺の石庭にとても感銘を受けました。年末ある時にある人に連れてもらい初めて行ったのですが、しんとして、白くて、豊穣なイメージ力を持っています、それでいて、何にも属さない、500年以上維持されている、誰がつくったのかようわからない、何のためにあるのかもようわからない、明らかにアート、かっこいい、あれだけ抽象的なのに世界中の人が集まって見に来続けている……等等のゆえんで、あれをつくろう! と思いました。年末から以降、そのことばかり考えており、年賀状に何か書くときもつい「石庭が…」と書きだしたり、人を呼ぶ時も「ねえ、せきて…」と呼びかけたり、電話にでても「ハイ、石庭です」と応えたりしている次第です。
それは実際の石庭でもいいわけですが、インスタレーションでも、ペインティングでも、ライブでも芝居でも戯曲でも小説でも何でもいいわけです。私の印象が、映し出されれば、いいのですから。 でまあ、とりあえず、場所があるといいですね。


写真は、ある日ある川の中州、あるゲルの中でライブを夜通し行いそのトリだった、an appleさん。素晴しいイベント、いや彼の言葉でいうと自然現象、でした。彼とはブレている歌小屋ことテツオです。そうやって年は明けました。
このブログを見ている人そんなにいないと思いますが、まあ、今年なのか去年なのか、今日なのか昨日なのか、来年なのか再来年なのか、いまなのかあさってなのか、もはや判然としませんが、今年もよろしくおねがいします。