2013年4月14日日曜日

久しぶりに何もかも予定がなくなりへんぽんと過ごした。6次元空間で触覚的に本を選び感覚的に読んでいると、すいすいと読めていく、久しく読書らしい読書をした気分がなかったので、お休みっていいなあと思った。 カバンの中にふと入れた唐十郎の小説を開くと、あまりのカケハナレ気味に驚いた、あれを読める人がいるのだろうか、あまりに文体内容、イメージの変転の濃厚さにあてられる。読売新聞に連載していたらしいが新聞上なら何とか読めるのだろうか。でもあの文体リズム感に慣れると、入っていけるのだろうか。
芝居を何度か見たけれど、あれも大体意味不明だ。彼の個人記憶印象等等にあの引きづり込もうと、するのだろうか? しかし、見ていると段々、魅き込まれていく、わけのわからないままに、あの波動の渦に。ああ書きつづけようとしていたけれど今夜は眠いので寝てしまいます。

で新しい「九間」が出来ました。


 表面では、巨大バンド「渋さ知らズ」の美術もやっている画家・青山健一さん。裏面では、森茉莉も愛した老舗喫茶店、世田谷邪宗門と、北沢川緑道沿いの坂口安吾碑、2つの下北名所を紹介しています。小宮義宏氏によるコラム、ニアマダンモの連載もございます。春のいそぎとは言いますが速すぎて疲れてしまうもの、ゆっくりとお楽しみいただければ幸いです。

 フリーペーパーですのでフリーです。
 お求めは、下北の各所、関係者から直接か、人びとがいそうな店等にお運び下さい。
 ただいま、配布先を色色検討中です。喫茶店や小さな本屋さん、ギャラリー、古着屋さん、新しい何か、つながりがあってそれで何か放射しているような、人らが集まるようなお店に置いてもらえたら! というわけで目下探し中です。何かあったら教えて下さい。持って参ります。
詳細ご案内・ご連絡さきはこちら→http://www.g-hana.jp/2013/04/post-100.html

春ですね、新しい音楽を、新しい心象風景を。
よろしくどうぞ。