2012年4月29日日曜日

猫写

最近、想念に黒い雲がたびたび現れては過ぎ去っていく。
こんなにそれは、居たろうか、居たけど何かで隠していたのだろうか。
全くわけのわからない、その雷雲のような、、、
何だろうか、

最近、わけのわからないモノばかりで、面白いような、面白くないような、気がしている。
何か、把握力が弱まっているのか、それともあれか、過剰に感応しているのだろうか。それならそれで、いいのだけれど。

最近、キャッチ22という名作を読み耽っていたら疲れてしまったので、非常に高価な『深沢七郎ライブ』という本をとうとう買った。

ここに入っているのは人間滅亡的人生案内、センセイは、ひたすらに性欲に本気で取り組むこと、ボンヤリして過ごすのが最上のもの、そう問いているので、何やら心がとかされるようで、とかされたらいけないようで、、
お釈迦様は、人間とは何で生まれてきたのかわからない、ということをワカッて、それがつまり悟りなのだ、というような事を言っている。
そして巻末に、オツジカツヒコ、イロカワタケヒロ、ノサカアキユキが対談をしている「俺たちも深沢さんのようにうまく死のう」

そうして今日、仕事で千葉、新宿2丁目を歩いていると気づいたら千葉みなとで海を見ていた。そうして、そこには、素晴しい猫たちが、いたのだった。













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